ビャーネ・ストロヴストルップ
別名:ビャーン・ストラウストラップ,ビアルネ・ストラウストラップ
【英】Bjarne Stroustrup
ビャーネ・ストロヴストルップとは、英国在住のコンピュータ科学者である。1950年6月11日、デンマーク国オゥフース生まれ。プログラミング言語であるC言語を拡張し、オブジェクト指向プログラミングを可能にしたC++を開発したことで知られる。
C++は1985年に発表された。UNIXを中心としてプログラミング最もよく用いられたC言語と、オブジェクト指向の萌芽となったSimula言語の血脈を受け継ぐかたちで、柔軟性と使い勝手のよさを特徴とするプログラミング言語となった。現在では、ほとんどすべてのプログラミング環境がC++に対応している。同じくオブジェクト指向言語として普及しているJavaも、このC++から派生したものであるといえる。
現在、ストロヴストルップはAT&Tベル研究所の特別研究員(フェロー)として、 AT&T大規模プログラミング研究部の部長として活動している。
※画像提供 / Wikimedia Commons
【略歴】
1975年、デンマーク国オゥフース大学を卒業。コンピュータ科学と関連数学の分野において修士号を授与されている。卒業後は英国に渡り、ケンブリッジ大学の博士課程に入った。
1979年、ケンブリッジ大学のコンピュータ科学において博士号を取得。その後、家族と共に米国ニュージャージー州に渡り、AT&Tベル研究所に勤めることになった。
1993年、グレース・ホッパー賞を受賞。
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