杉本哲哉
読み方:すぎもとてつや
【英】Tetsuya Sugimoto
杉本哲哉とは、ネットリサーチ業界大手、株式会社マクロミルの取締役ファウンダーである。1967年、神奈川県生まれ。
1992年に早稲田大学社会科学部を卒業後、杉本哲哉は株式会社リクルートに入社し、就職情報誌営業部、財務部、新規事業開発室、デジタルメディア事業部などを経験する。ここでの経験を下敷きとして、当時普及し始めたインターネットを市場調査に導入するビジネスを考案。2000年にマクロミルを設立してネットリサーチのビジネスを開始した。
従来、市場調査は集計結果を得るまでに多くの時間と人的資源を必要とした。マクロミルは、アンケート票の作成から調査、集計といった一連の工程を自動処理するシステム「AIRs」(Automatic Internet Research System)を独自開発し、調査開始から24時間で結果を納品する「手軽で・安くて・スピーディな」市場調査を実現した。
※画像提供 / 株式会社マクロミル
ネットリサーチは瞬く間に普及し、マクロミルは急激な成長を遂げた。2004年1月に東証マザーズへ上場、翌2005年4月には東証一部への上場を果たした。杉本哲哉は、2003年の創業・ベンチャー国民フォーラム起業家部門にて中小企業庁長官賞を受賞し、2005年のアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンで日本代表に選出されている。
2006年、杉本哲哉は取締役ファウンダーに就任。2007年からは法政大学キャリアデザイン学部の非常勤講師、早稲田大学ビジネススクール(大学院)の招聘講師、経済同友会の消費活性化委員会において副委員長に就任するなど、各方面で精力的な活動を続けている。
(更新:2008年4月)
参照リンク
株式会社マクロミル
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