キープアライブ
別名:キープアライブ機能,キープアライブパケット
【英】keep alive, keep alive packet
キープアライブとは、ネットワークで接続されたコンピューターやネットワーク機器同士の接続が、有効な状態であることを確認したり表明したりするための定期的な通信のことである。通信回線やセッションが有効であることを、alive(=生きている)と呼ぶところから来ている。また、その際に用いられる信号が「ハートビート」と呼ばれることもある。
キープアライブが有効になっていると、通信が行われていない状態のときに、一定時間の間隔で確認パケットを送受信するため、通信回線や接続されている機器が有効であることを確認できる。これにより、接続している機器が停止しているのか、あるいは、通信するデータがないだけなのかを判別することが可能になる。なお、キープアライブが無効の状態では、通信が行われていないネットワーク上に一切のトラフィックが流れなくなる。
なお、キープアライブが有効になっている際に、接続先の機器からの応答が途絶えた場合は、状況に応じて通信回線を閉じたり、あるいは、再度接続し直すなどの処理が必要となる。
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