サードパーティ製品
読み方:サードパーティせいひん
別名:サードパーティ製プロダクト
【英】third-party product, third-party products
サードパーティ製品とは、特定の製品に対応する(互換性のある)、その製品の開発元・販売元ではない企業が提供する製品のことである。対象製品の開発元・販売元ではない第三者(サードパーティ)による関連製品といった意味で用いられる。
サードパーティ製品に対して、対象製品の開発元・販売元である企業自身が販売している関連製品は、「純正品」と呼ばれる。同種の純正品が存在しており、いわゆる「互換品」に位置づけられる場合もあれば、同種の純正品が特に存在しない場合もある。
純正品とサードパーティ製品を比較対照する場合、典型的には、純正品は品質が高くて互換性も保証されているが多少値が張る、サードパーティ製品は信頼性や互換性に幾分不安が残るものの廉価である、といった違いをもって把握されることが多い。とりわけプリンタのトナーカートリッジなどでは、こうした違いは比較的顧慮されやすい。他方でこうした製品の品質の差はほぼ問題視されなくなっている製品分野も多い。
スマートフォン向けアプリやWebブラウザの拡張機能(アドオン)などにおけるサードパーティ製品には、悪意あるプログラムや不正なプログラムが含まれている場合があり得るという懸念があり、多少の注意が必要とされる。
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