スライド式QWERTYキーボード
読み方:スライドしきクワーティキーボード
別名:スライドアウト式QWERTYキーボード,スライド式QWERTYキー
スライド式QWERTYキーボードとは、スライド式キーボード(スライドアウト式キーボード)のうち、特にキー配列がQWERTYキーボードであるもののことである。
スライド式QWERTYキーボードは、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末などに搭載されることが多い。QWERTYキーボードはキー数が多いが、普段は収納しておけるのでかさばることがなく、キーボードを使用すれば長文テキストの入力などを行いやすい、という利点がある。ただし、QWERTYキーボードを搭載しない端末に比べると、端末のサイズや重量は大きくなりがちである。
スライド式QWERTYキーボードには、端末の側面からキーボードを引き出すタイプと、下から縦に引き出すさせるタイプがある。側面から引き出すタイプの方が一般的で、例えばSony Ericssonの「Xperia Pro」などがこのタイプである。縦n引き出すタイプは、RIMのBlackBerryシリーズなどで採用されている。
ちなみに、「HTC ChaCha」などように、スライド式ではなく本体前面にキーボードを搭載しているスマートフォンもある。
スライド式スマホには、QWERTYキーボードの他に、テンキーを搭載した「スライドアウト式テンキーボード」もある。このタイプはスマートフォンを携帯電話の感覚で操作できるよう利点がある。シャープの「AQUOS PHONE slider」などはこのタイプである。
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