ソーシャル疲れ
読み方:ソーシャルづかれ
別名:ソーシャルメディア疲れ,ソーシャルサービス疲れ
【英】Social fatigue, Social media fatigue
ソーシャル疲れとは、ソーシャルメディアにおけるユーザー間のコミュニケーションにストレスを感じ、気疲れして、サービスの利用から遠ざかってしまうことである。SNS疲れともいう。
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をはじめとするソーシャルメディアは、ユーザー同士が友人・知人としてつながりを持ち、コミュニケーションを図れる点を特徴とする。メッセージを送り合ったりアクティビティに評価やコメントをしたりといったやりとりが醍醐味であると言えるが、メッセージを受け取ったら返信しないといけない、相手の動向をチェックしないといけない、あるいは自分が送ったメッセージに相手が返信をくれない、といったストレス要素が蓄積することで、サービスの利用が心理的負担となり、嫌になってしまう、という傾向がまま見られる。
mixiの「あしあと」機能、Facebookの「いいね!ボタン」、Twitterのリツイートやアンフォロー、LINEの既読メッセージといった、各ソーシャルメディアの中核に位置づけられる機能が、ソーシャル疲れを引き起こすストレス要因としても挙げられやすい。
ソーシャル疲れは「SNS疲れ」と同義であるが、必ずしもSNSに区分されないソーシャルメディア(ソーシャルサービス)を広く含む表現と言える。主要なソーシャルメディアにおけるソーシャル疲れの状態は「mixi疲れ」「Facebook疲れ」「Twitter疲れ」「LINE疲れ」のように個別の呼び名で言及される場合が多い。
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