ハードウェアBAN
【英】Hardware BAN, Hardware Identification BAN, HWID BAN
ハードウェアBANとは、オンラインゲームなどにおいて不正行為・禁止行為をはたらいたユーザーを除名(BAN)する方法のうち、ユーザーアカウントを抹消するような方法ではなく、BAN対象となった経歴が確認できるPCからアクセスしてのアカウント作成を一切許容しない、つまりマシン自体を認識してBANの対象とするような方法のことである。
人気オンラインゲームではチーター、ボッター、スクリプターと呼ばれるような、不正行為を働く者が後を絶たない。こうしたチーターはBANを食らってもすぐに別アカウントを作ってチート行為をしようとする。ハードウェアBANはこのような常習犯を恒久的に拒絶するための強硬手段であるといえる。
ハードウェアBANには、チーターとPCを共有している罪なき他のユーザーがいた場合その罪なきユーザーも巻き添えを食ってBANされる、といった側面も一応ある。ネットカフェなどの公衆の場にあるPCなどはどう扱われるのかという懸念の声もあった。
2019年3月、世界的な人気タイトル「Apex Legends」でハードウェアBANが実装されたことが報じられ、ハードウェアBANが大きな注目を集めた。
|