メトロイーサ
別名:BusinessEtherタイプM(メトロタイプ)
【英】Metro Ether
メトロイーサとは、NTT東日本が提供する、イーサネットを利用したワイドLANサービス「ビジネスイーサ タイプM(メトロタイプ)」の旧名称である。2001年に提供が開始され、2006年に「ビジネスイーサ」(Business Ether)のブランドに統合された。
メトロイーサは、東京23区や政令指定都市などの主要都市圏において網型通信を提供するMAN(Metropolitan Area Network)サービスである。100BASE-TXや1000BASE-LXといったイーサネットの通信インターフェースを利用して、100Mbps、1Gbps、さらには10Gbpsの高速通信を廉価で提供する。
メトロイーサは、回線を単位として契約するサービスであり、通信距離やデータ量に関係なく定額で利用できる。サービス品質保証制度(SLA)として、故障回復時間、遅延時間、稼働率が保証される。
NTT東日本が提供していたワイドLANサービスとしては、メトロイーサの他にも「スマートイーサ」や「フラットイーサ」、「スーパーワイドLANサービス」などの種類があった。各サービスは共に、ビジネスイーサに統合され、それぞれ「タイプS」や「タイプF」といった名称に変更されている。
なお、NTT西日本からは、メトロイーサと同様の広域LANサービスとして「アーバンイーサ」が提供されていた。アーバンイーサも、メトロイーサと同時期に「ビジネスイーサ」へと交代している。
参照リンク
ニュースリリース ~「メトロイーサ」の提供開始について - (NTT東日本)
ビジネスネットワークサービス - (NTT東日本)
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