リフレッシュレート
リフレッシュレートとは、(1)DRAMが行う電荷の補充(リフレッシュ)を、1秒間に行う回数のこと、あるいは、(2)ディスプレイが1秒間あたりに画面を書き換える(refresh)回数のことである。
(1)
【英】refresh rate
コンデンサーの電荷によってデータを記憶するDRAMが、記憶保持のために行う電荷の補充(リフレッシュ)を、1秒間に行う回数のこと。
DRAM半導体は自然に放電しており、放っておくと電荷がゼロになってデータも失われてしまうため、DRAMには一定時間ごとに新たに電荷を与えるという動作が行なわれる。この動作が単位時間(1秒)当りに行われる回数で示したものがリフレッシュレートとなる。また、単位時間で区切らずに純粋にリフレッシュが行われる周期を時間間隔で示した値はリフレッシュサイクルと呼ばれる。
(2)
【英】refresh rate
ディスプレイが1秒間あたりに画面を書き換える(refresh)回数のこと。この数値が高ければ高いほど、画面の解像度や同時発色数を上げることができると言われている。
単位はヘルツ(Hz)で、例えばリフレッシュレート70Hzのディスプレイは1秒間に70回画面を書き換えることになるが、一般にはこれが70Hz以上であれば画面のちらつきは気にならないとされる。なお「垂直走査周波数」「垂直同期周波数」などと呼ばれることもある。
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