新gTLD
別名:新一般トップレベルドメイン,新汎用トップレベルドメイン
【英】new gTLD, new gTLDs
新gTLDとは、従来のgTLD(一般トップレベルドメイン)に加えて新たに募集・審査され承認されたgTLDのことである。特に2012年前半に募集が行われた、新たな基準にもとづくgTLDを指すことが多い。
gTLDは1980年代半ばに運用が開始されて以来、2000年、2003年、2012年と複数回にわたり追加を行っている。文脈によっていずれの追加機会に追加されたgTLDも新gTLDと呼ばれうる。多くの場合は最近の事例か、あるいは今後の追加事例を指しているといえる。
gTLDの運用が開始された当初、使用可能なgTLDは「.com」「.org」「.gov」「.edu」「.mil」の5種類のみだった。2000年に「.biz」や「.info」など7件、2003年には「.mobi」や「.asia」など8件が新gTLDとして承認されている。
2012年の第3回募集にあたっては、審査のプロセスと申請条件が大きく変更され、ラテン文字でないIDN(多言語ドメイン名)も申請することが可能となった。新gTLDの申請数は、前2回はいずれも50件未満であったが、第3回募集では1900件を超えている。
2013年10月にICANNが公式ブログで4件の新gTLDを承認すると発表した。遊戯(ゲーム)を意味する中国語「.游戏」をはじめ、アラビア語とロシア語のIDNが選ばれている。
参照リンク
新gTLD - (日本ネットワークインフォメーションセンター)
新gTLDとは - (GMOドメインレジストリ)
First New gTLDs Get the Green Light for Delegation - (ICANN Blog)
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