クロスリファレンス
別名:相互参照
【英】cross-reference, x-ref, xref, XR
クロスリファレンスとは、ワープロソフトにおいて、文書内の他の場所にある項目の情報を参照して、任意の場所にその文字列やページ番号などを反映する機能のことである。
クロスリファレンスを設定した文書では、その参照元の情報を変更すると、参照先にその結果が反映される。例えば、参照元のページ番号を表示するようにクロスリファレンスを設定した場合、参照元のページ位置を変更すると、参照先にもその結果が反映される。そのため、文書の修正への対応が容易である。クロスリファレンスは、複数ページにわたる文書に使用されることが多い。
Word 2003以降では、「相互参照」と呼ばれている。Wordのクロスファレンス機能では、参照元として、見出しや脚注、ブックマーク、図表番号、番号の付いた段落などが指定できる。参照先には、参照元の文字列やページ番号、段落番号、上下(参照先からの上下位置)などを表示するように設定できる。Wordでクロスリファレンスを使用するには、[挿入]メニューから[参照]、[相互参照]を選択して、参照元の対象と参照先の表示方法を設定する。
なお、クロスリファレンスでは、同じ文書内にある項目に対してのみ設定が可能なため、別の文書にクロスリファレンスを設定する場合には、あらかじめ文書をグループ文書に結合しておく必要がある。
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