SDSL
読み方:エスディーエスエル
別名:対称型デジタル加入者線,対称型ディジタル加入者線
SDSLとは、電話線を利用して高速デジタル通信を実現するxDSLの技術のうち、1対の回線を使用し、上り方向、下り方向で同じ周波数帯域を用いる方式のことである。
SDSLでは、利用者から電話局までの(上り)伝送と、電話局から利用者までの(下り)伝送とで、伝送速度が同じ(対称)であるという特徴がある。伝送距離2km程度なら最高で2Mbpsの速度で伝送可能である。最大の伝送距離は約7km程度である。
xDSLの方式のうち、1対の回線を使用する方式としては、SDSLの他にVDSLがある。ただし、VDSLは上下方向の伝送速度が異なる(非対称である)。伝送速度が対称である方式としては、SDSLの他にHDSLがある。ただし、HDSLは複数の回線を使用する。
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