XMLデータベース
【英】XML database, XMLDB
XMLデータベースとは、XML文書をデータとして扱うデータベースのことである。
XMLデータベースは、必ずしも厳密なスキーマ定義を行わなくてよく、整形式のXML文書であればデータベースを構築することが可能となっている。そのため、リレーショナルデータベース(RDB)のような他のデータベースの形式と比べても柔軟で拡張性が非常に高い。XMLデータベースは、多くの異なる項目を含んだ多様なデータを扱う場合や、後から項目の追加などの仕様変更が予想されるデータベースの構築などに適しているとされる。またXML文書はそのままXMLデータベースの文書形式として使用できる。
XMLデータベースは、これまで一般的であったリレーショナルデータベースなどと比べると、拡張性が高い分パフォーマンスに難点があるとされてきた。しかし最近ではパフォーマンスの問題も改善され始めている。代表的なXMLデータベースの製品としては、NeoCoreXMSやThe Apache Software FoundationのXindiceなどがある。
参照リンク
NeoCoreXMS
Xindice - (英文)
XMLデータベース
(XML database から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 21:18 UTC 版)
XMLデータベースとは、XMLを扱うための機能を持つデータベースである。
- 1 XMLデータベースとは
- 2 XMLデータベースの概要
- 3 代表的なXMLDB
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