アイフォーン‐フォー【iPhone 4】
iPhone 4
別名:アイフォーン4
iPhone 4とは、Appleが2010年6月に発売した新型のiPhoneである。
iPhone 4の大きな特徴として「Retinaディスプレイ」と呼ばれる新採用のディスプレイがある。Retinaは前モデルであるiPhone 3GやiPhone 3GSと同じサイズ(3.5インチ)のまま、従来比4倍の960×640ピクセルという解像度を実現している。この画素数はiPadの78%に相当する。ガラス面には油分を弾くコーティングが施され、より硬く、傷もつきにくくなっている。
また、テレビ電話を実現する「FaceTime」、500万画素のカメラ、HDビデオ録画機能などが新たに搭載されている。カメラは画面へのタップでフォーカスを切り替えることができる。
iPhone 4では、iPhone OSの新バージョンである「iOS 4」が搭載されている。iOS 4では初めてマルチタスク処理が可能になり、バックグラウンドで音楽を再生しながらWebブラウザを立ち上げたり、通話中に電子メールを確認したりといった作業が可能となっている。CPUには「Apple A4」が採用されている。
iPhone 4は6月24日に発売された。その3日後の6月26日までに、販売台数は170万台を突破し、Appleの製品の中でも最も成功した商品の一つとなった。
※画像 / アップルジャパン株式会社
参照リンク
iPhone - (アップル)
iOSデバイス: | iPhone 6s Plus iPad mini 4 iPod classic iPhone 4 クローンiPhone Live Photos M9コプロセッサ |
iPhone 4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 07:57 UTC 版)
iPhone 4(アイフォーン フォー)は、Appleが開発・販売していたiPhoneの第4世代目のモデルである。
- ^ a b iPhone 4修理サポート終了、ソフトバンクの保証サービスは自動解除に - ケータイWatch 2016年11月15日
- ^ a b アップル、iPhone 4のホワイトを28日より発売 -製品発表から約10カ月越しで発売に,AV Watch,2011年4月27日
- ^ 飲み屋に落ちてた次世代iPhone徹底解剖(その2) | ギズモード・ジャパン
- ^ A Letter: Apple Wants Its Secret iPhone Back
- ^ Appleが米Gizmodoのプレスパス発行を拒否、「iPhone 4」発表前に試作品をゲットしたのが原因か - GIGAZINE
- ^ WWDC 2010 リアルタイム更新終了しました! | ギズモード・ジャパン
- ^ “米Gizmodoにとっても、アップルのイヴェントは特別なものになります”. ギズモード・ジャパン. (2014年9月8日) 2021年5月4日閲覧。
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- ^ iPhone 4 - この製品についての 重要なお知らせ
- ^ 一部の「iPhone 4」に液晶ディスプレイの変色が発生、ユーザーから多数報告が寄せられる - GIGAZINE
- ^ Retinaディスプレイ IT用語辞典バイナリ
- ^ iPhone 4「網膜ディスプレイ」は誇大広告:専門家が指摘 « WIRED.jp Archives 変換すると、目の「網膜ディスプレイ」のより正確な解像度は、1フィートの距離で477ppiになるとSoneira氏は言う。
- ^ 米アップル、1年前にiPhone 4のトラブル把握か 米紙報道
- ^ iPhone 4アンテナ問題、集団訴訟に発展(IT Pro)
- ^ “Steve Jobs’s PR Guru: ‘1984’ More Successful than the Mac” (英語). The Mac Observer. 2022年2月1日閲覧。
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- ^ iPhone 4ケース無償配布、9月30日で終了 「アンテナ問題、思ったより小さい」
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- 1 iPhone 4とは
- 2 iPhone 4の概要
- 3 歴史
- 4 iPhoneのモデルのタイムライン
iPhone 4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:00 UTC 版)
詳細は「iPhone 4」を参照 2010年6月7日のWWDC 2010にて発表され、同年6月24日に発売された。 背面がポリカーボネート製の丸みを帯びたものから強化ガラスを用いた平面なデザインとなり小型化が図られた。 背面にあるAppleのロゴマークはクローム処理が施されている。 ハードウェアではマイクロプロセッサやGPU、半導体メモリをひとつの集積回路にまとめたApple A4を搭載。液晶は「Retinaディスプレイ」と名付けられた液晶を採用し、3.5インチの液晶画面を据え置きながら画面解像度は4倍の960×640に広げられた。 また、テレビ電話機能であるFaceTimeのために本体前面にカメラが搭載された。2011年2月10日にはUMTS版とは別にCDMA2000 1xに対応したモデルも発売された。カラーはブラックとホワイトの2色があったが、当初ホワイトモデルは製造上の問題により発売延期を繰り返し、10か月後となる2011年4月28日に発売された。 2011年10月14日、iPhone 4S発売開始と同時に本モデルにおいては8GBモデル(ホワイト・ブラック)が発売開始され、それまでの16GBおよび32GBモデルは販売を終了した。iPhone 5の発売と同時に無料化された(iPhone 3GSは提供終了)。 2013年9月20日からのiPhone 4Sの無償提供開始により、iPhone 4は提供(販売)を基本的に終了したが、インドなど一部市場ではその後も販売され続け、そのために一部で生産を再開した。
※この「iPhone 4」の解説は、「iPhone」の解説の一部です。
「iPhone 4」を含む「iPhone」の記事については、「iPhone」の概要を参照ください。
「iPhone 4」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPhoneはスマートフォン市場のマーケットリーダーである。
- iPhoneはインターネットにとって死神なんだって。
- アップルは6月に「iPhone(アイフォン)」という名称の携帯電話を米国で発売する予定だ。
- アップルが新型iPhone発売へ
- 7月11日にアップル社の新しい携帯電話「iPhone(アイフォーン) 3G」が日本を含む22か国で発売される。
- iPhone 3Gは音楽と映像の性能が優れている。
- iPhoneは現在,6か国で販売されている。
- 600万台以上のiPhoneを売り上げている。
- iPhone 3Gは日本で発売される最初のiPhoneのモデルだ。
- 新しいモデルの導入により,アップルは今年末までにその販売を70か国に拡大し,iPhoneの売り上げ1000万台を達成したいと計画している。
- iPhone 3G
- タッチパネルの採用で,iPhone 3Gは国内で販売されている他の携帯電話とはまったく異なっていた。
- その販売初日となった7月11日,何万台ものiPhoneが売り切れた。
- iPhone 3Gの導入により,日本のスマートフォン市場は活性化している。
- SCEのライバルであるアップル社は「iPhone」用の安価なゲームを数多く提供している。
- スマートフォンブームはアップル社の「iPhone(アイフォーン)」から始まった。
- 「iPhone」は基本ソフトにiOSを使っている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
- ソフトバンクとauがiPhone 4Sの顧客争奪
- アップル社の待望のスマートフォン「iPhone 4S」が10月14日に発売された。
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