Geolocation APIとは

Geolocation APIとは

対応ブラウザ

• IE 9：○
• FireFox 8.0：○
• Opera 11.5：○
• Chrome 15.0：○
• Safari 5.1：○

※Windows 7上で動作確認を行っています。
※ブラウザの設定より、異なる挙動をする場合があります。
※ブラウザにGeolocation API自体が実装されている場合に「○」としています。個々のメソッドや属性などについては未実装である場合があります。

解説

Geolocation APIは、ブラウザから端末の現在位置となる、緯度と経度などの情報を取得することができるAPIです。
例えば

navigator.geolocation.getCurrentPosition(function(position){
    // 取得成功時の処理
});

といった形で、JavaScriptで「navigator.geolocation」オブジェクトのメソッドを呼び出すだけで、簡単に位置情報を取得することができます。
navigator.geolocationオブジェクトのメソッドが呼ばれると、ブラウザはGPS、あるいはIPアドレスやWiFiなどのネットワーク情報から推測される現在位置など、その時に取得可能な現在位置の情報を返します。
そのためGeolocation APIは、必ずしも正確な位置情報が保証されるものではありませんが、メソッド1つで現在位置を取得することができる非常に利便性の高いAPIとなっています。
実際にGeolocation APIを使用して現在位置の情報を取得するには、位置情報を1度リクエストするgetCurrentPosition()メソッドと、現在位置を監視し続けるwatchPosition()メソッドの2通りの方法があります。
それぞれ用途に適した方法を使用して、実装してください。
なおセキュリティの観点から、Geolocation APIの実行にはユーザーの許可が必要です。
Geolocation API実行時に、ブラウザによりユーザーの許可が求められます。

関連項目

（関連する項目はありません）